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北京だより 第13天

北京だより 第13天_e0003290_14335268.jpg昨晩から調子が悪い。どうやら風邪を引いたようだ。
日本から持参した薬を飲んだにもかかわらず、一晩寝てからも調子が悪い。
といっても、今日は最後の授業。具合が悪くても、授業はしっかり受けねば。

毎日、1時間は復習テストをするのだが、今日はテストはなく、テキストを進めた。
今回は、中国の食文化と各地方の人の性格について勉強した。
老師が言うには
東北人は残虐で、せっかちで、激しい。大雑把。しかし、正直。
北京人はおしゃべり好き。少々、見栄っ張り。
上海人はケチ、洋服や美容など外見をとても気にするが、部屋の中はとても汚かったりする。
南方人は穏やか。話す口調は優しい。手先が器用。繊細。
とのこと。
一番嫌われるのが上海人だと。
ケチで見栄っ張り。確かに、それだけ聞くとちょっと嫌味なヤツだよなあ。
でも、私の友人の上海人はケチではない。
彼女は日本での生活も7年くらいあり、日本が大好きな人なので、多少日本化しているところがあるのかもしれない。


北京だより 第13天_e0003290_14363542.jpg昼食は老師と一緒に、公共汽車(バス)に乗って魏公村まで向かった。
泰族のレストラン「宝琴傣味餐馆」に行くためだ。

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孟老師もお勧めのレストランはとても小さく、あまりきれいなお店ではなかった。
しかし、お客がとても多く、あまり気乗りしない楊老師を無理やり誘って入ってみた。


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確かに味はなかなか美味しかった。
あっさりした米線(米粉でできた麺)はスープも鶏のダシが効いて、何杯もお代わりした。

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ハッシュドポテトのような味の丸子(団子)は、孟老師が一番勧めていた料理だったが、やみつきになりそうな味だった。






昼食後は国家図書館の向かいにある市場へ行った。
地下にあるこの市場は、とても空気が悪いのだが、思ったよりは整頓された市場だった。
チベットの首飾りやピアスなどを売るお店がいくつかあり、その中でも一番品揃えが豊富なお店で母と妹へのお土産(ピアスとブレスレット)を購入した。
あるピアスの柄を大変気に入ってしまい、お店の老板(マネジャー)に同じものを2つその場で作ってもらった。
ブレスレットはすでに並べられたもので、いくつかいいデザインがあったので、それを購入した。

私の2週間もあっという間に過ぎてしまった。
このブログを書いているネットバーともおさらばだ。
これから夕飯を食べて、その後、美容室に洗髪へ行くつもりだ。
今夜は早めに帰宅して、荷物作りをしなければ。
明日は6時にここを出発だ。
また来られるように、帰国してからもしっかり勉強しようっと。

# by leneko | 2005-09-23 19:27 | CHINA 中国

北京だより 第12天

北京だより 第12天_e0003290_14433967.jpg北京滞在もあと2日となった。
空気が悪いことを除いては、満足な2週間だったので、ここを離れるのがとても寂しい。
と同時に、帰国後の忙殺される日々を思うととても怖い。

今日は午前中の4時間の授業後、ランチはお気に入りの農園食堂で食べた。
体がだるかったので、公共汽車(バス)に大学へ乗って向かった。
歩くと20分くらいはかかる距離なのだ。

ちょうど食券(1枚50元)の残高が切れてしまった。
お昼ごはんは石焼ビビンバに似て非なるものを選んだ。
昨夜、ここに来たときに、とても気になっていたからだ。
味は期待したほどではなかった。
値段は5元(約75円)なので、文句も言えないけれど、別のもっと値段の安い料理でも美味しいものがあるわけで、今回は完全に選択ミス!いたたた。

昼食後は、校内を散歩した。
書店に寄って、教科書を見たり、お土産を購入したりした。
最後だと思うと、何やかんやと欲しくなり、もういいや、えいっと衝動買いした。


北京だより 第12天_e0003290_14435927.jpg夕飯はブログで知り合ったgaoyecnさんと一緒に食事をした=写真はタイカレー。これはとても美味。カレー好きの私にはたまらない1品に。
初対面だったのだが、話はとても盛り上がり、あっという間に3時間半が過ぎていた。
連れていってもらったタイ料理「泰合院」は、彼の行きつけのお店らしく、店員さんも彼に親しく話しかけていた。お店はこの周辺のお店には珍しく洗練されていた。
gaoyecnさんは、このところ2カ月に1度のペースで最近は北京大に留学されているそうで、周辺の事情にもとても詳しかった。
中国人との接し方もよく心得られていて、積極的に活動されているからか、本当に興味深い話ばかりだった。

異国の地で、新しい友人がたくさんでき、私もすべての友人から多くの刺激を受けた。
次回、北京へ来るときにはまた新しい出会いがあるといいな。
それまでにはもう少し中国語を流暢に話せるようにならねば。うう、大きな課題だ。



今日のお友達gaoyecnさんのページでは、北京大学の短期留学を通じて、大学での暮らしぶりや中国旅行での様子を詳しくリポートされています。ぜひご覧ください。

# by leneko | 2005-09-22 20:46 | CHINA 中国

北京だより 第12天

北京だより 第12天_e0003290_14534410.jpgつらかった太極拳の授業も今日で最後だった。
授業の終わりには白老師と一緒に写真を撮った。
すっかり仲良しになってしまったので、ちょっと別れがつらかった。
またおいでよ、と老師は言ってくれたけれど、嘘だとしてもうれしかった。
餞別に自宅の庭でとれたという西紅柿(トマト)をたくさん持ってきてくれた。

中国語の授業はいつもと変わらず4時間行った。
午後は鼓楼のそばにある什刹海と后海へ行った。
ホテルからは1時間近く。行くだけでも疲れてしまった。
什刹海と后海の周りには外国人観光客が好むようなバーやおしゃれなレストランが並んでいた。
中国の湖も川もどれ1つとってみても、とんでもなく汚いのだが、今日見た什刹海で泳いでいる人が4人もいた。
見ていただけで吐き気を催した。どうなってんだ、この人たち。
と私が叫んでも、彼らにはこの言葉の意味はわかんないんだろうなあ。

北京だより 第12天_e0003290_14551834.jpg遅めの昼食は、雲南料理を出す「茶馬古道」へ。
期待が大きかったからか、イマイチだった。見た目も、味も。
雲南風味のヌードルを頼んだら、高菜入りの焼きうどんが出てきた。
私が作った焼きうどんの方がマシじゃん、とか思ってしまった(うどん命なもので)。

今日も万歩計の数字は2万歩を超えた。
日頃の運動不足な身体をこの2週間で痛めつけているからか、かかとが痛い。
うー今夜は久しぶりに按摩に行きますか。。。

# by leneko | 2005-09-21 21:52 | CHINA 中国

北京だより 第11天

毎日すごく長い内容のブログになってしまう。
帰国したら、整理して、もっと見やすく書き直そうと思っている。
今は、とりあえずその日感じたことをつらつらと書き綴っている。

今日は北大留学生担当の孟老師と会った。北京だより 第11天_e0003290_14563373.jpg
楊老師とともに昼食(写真は地三鮮。素揚げしたじゃがいもとナス、ピーマンをちょっと甘いお醤油味で炒めてある。美味!)を一緒にとり、私の2週間について報告した。
楊老師は孟老師のおすみつきの老師だそうだ。
確かに私もそう思う。とても頭の回転がいいし、老師には無駄な動きというものがない。
エリートだからといって、えらぶっているところが全くないのは本当に尊敬に値する。
孟老師も初対面とは思えないほど、親しみやすい女性だった。
今回の申し込み代や授業料などを、孟老師に支払った。
2人してほめ殺し作戦なので、すっかり天狗になってしまいそう。
(ま、その後、現地の人と話すと通じることが少なく、一瞬にして落胆してしまうのだが)

北京だより 第11天_e0003290_1521727.jpg午後からは楊老師と老師のパパ(これまた楊老師:写真)と3人で、世界遺産でもあるye和園(イワエン)へ行った。
楊パパ老師は北大の歴史教授だったそうで、とても詳しく園内を説明してくれた。
ツアーでは紹介しない後面にある万寿山から先に登り、前面にある昆明湖へ行った。
パパ老師の説明がわからないときには、楊老師が翻訳してくれる。
私の悪い耳も2週間目になると慣れてきたようで、結構説明がわかるんで自分でも驚いた。

イワエンはとてつもなく広く、美しい。
楊貴妃や様々な清の皇帝らが避暑地として使っていたところだけあり、贅をつくされている。
中に楊貴妃の洋服や写真を紹介されている徳和園では、すっかり見入ってしまった。
5時の閉門になってしまい、半分しか見られなかったのは残念だった。
写真の中で容姿がいいとはいいがたい女性がいた。
名前を見ると、「李蓮英」とある。知らない名前だったので、パパ老師に質問した。
気になった女性は、西太后の付き人(お世話係)だった人らしく、西太后からは寵愛を受け、家や財産などをもらったそうだ。
1周案内してもらって、死ぬんじゃないかというほど疲れてしまった。

帰宅したのは午後6時。
そのまま死んだように眠ってしまった。きっとこの10日間の疲れがどっと出たんだろうな。

# by leneko | 2005-09-20 23:06 | CHINA 中国

北京だより 第10天

北京だより 第10天_e0003290_1555016.jpg祝23000歩記念!
万歩計をつけて早1カ月。
中国に来てからというもの、毎日1万歩以上を歩いていた。
1日3000歩程度しか歩かない日本の生活では、本当に考えられない数字だ。
それが、今日、1日23000歩に到達した。
いやー、この調子で帰国しても歩き続ければ、5キロくらい痩せるんだろうけれど。
これがなかなか難しい。


さて、今日は朝6時の太極拳に始まり、午前中に4時間の中国語レッスンを受けた。
太極拳では、白老師が私に瓜二つ(顔と行動)だという姪っ子の写真を持ってきてくれていた。私に似ていると言っては失礼じゃないか? と思うようなキュートな女性だった(悔しいけれど、私はキュートではない。トホホ)。
白老師がうれしそうに私に話しかけてくれるので、私もつられてうれしくなってしまう。
最近の私たちの関係は良好。仲良く朝の太極拳を楽しんでいる。
相変わらず覚えは悪いのだが。

午後は公共汽車(バス)に乗って、中央民族大学へ行った。
いろんな少数民族がいるという大学に一度足を運んで見たかったのだ。
昼食もついでに学食で食べた。
正確に言えばあれは客用のレストランかもしれない。
民族苑という名のレストランには韓国料理がたくさんあった。
久しぶりの韓国料理だ! と大興奮してしまい、サムパッ(中国名は包飯)を1人で食べてしまった。
30元(約450円)も出して。
当たり前だが、ものすごい量の野菜が運ばれてきた。
こんなん1人で食べられるかい、と1人つっこみを入れたくなったけど、本当に1人なんでやめてみた。
テンジャンチゲも出てきたのだが、煮込み過ぎてミートソースかと思った。
味もものすごく辛くなっていた。
でも、おいしかったんだけど。

北京だより 第10天_e0003290_156163.jpg国家図書館の中=写真=をちょいと覗き見して、紫竹院公園へ行った。
この公園は中国語の楊老師の元彼が好きだった公園だったようで、勧められたのだ。
北海公園のように大きな湖があり、湖の周りには柳の木が植えてある。
今日は風が少しある日だったので、柳の葉が風になびき、とてもいい景色だった。
友人に手紙を書いたり、ぼっーと休憩をしたりして、公園内をうろついた。
カップルがベンチで一緒に本を読んでいたり、おしゃべりをしていたり、愛をささやいていたりした(多分そう)。

紫竹院を出た後は、家楽福(カルフール)へ行った。
荷物を預け、財布を持って、店内を見て回った。
前回、中関村の家楽福で悩んだドリアン(パック売り)をついに買ってしまった。
ビニールを2枚余計に取り、まるでキムチを持ち帰る時のようにグルグルと巻いて臭いをシャットアウトした。

夕飯はお気に入りの農園食堂。
今夜はあまりおなかがすいていなかったので、千切りにしたジャガイモの前菜、青菜の炒め物、ご飯の3品で3.1元(約45円)。
食べ終わると、校内のベンチに座り、買ってきたドリアンを食べた。
自分の部屋で食べると臭いが充満するだろうから、警戒して。
2年ぶりくらいに食べたドリアン。
とても美味しかった。Lサイズの卵1.5個分くらいの大きさで、7元(約110円)。
絶対、帰国前にもう一度食べよう。

北京だより 第10天_e0003290_1565018.jpg今夜もこれから洗髪へ行く。
昨夜は3人のかわいい中国の妹たち=写真=に、「対不起=ごめんなさい」を教えた。
おとといに教えた「ニーハオ=こんにちは」、「再見=さようなら、またお会いしましょう」も復習しながら。
1人の女の子は内モンゴルのフフホトから上京してきたそうだ。
色白で目がクルクルと丸く、かわいらしい。
今夜は何を質問してくるかな。
私もとても楽しみだ。

# by leneko | 2005-09-19 20:46 | CHINA 中国