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北京だより 第3天

午前中の活動でくたびれて、2時間ほどお昼寝をした。
3時から活動開始。
目指すは中国の秋葉原、中関村へ。
MP3を買おうかとも悩んだが、やめてみた。
とりあえず変圧器を買うために来たので、大きな電脳城へ入ってみた。
やっぱり中国なんだよなあ、と来るたびに思うのは、
ハード(建物)は豪華で奇麗でも、ソフト(内装、店の雰囲気)がイマイチということ。
こんな近代的な建物ができたのか、と中に入ると、えっーと驚愕することが多い。
あまり中国人は中身の完成度は気にしないんだろな。
そんな細かいこと、気にしていられませんって?

変圧器を販売していたお姉さんに
私があまりにもたどたどしい漢語で話していたもんだから、
ここでも「どこの国の人なの?」と聞かれてしまった。
「あなたは私をどこの国の人だと思う?」なんて逆に聞いてしまった。
お姉さんも暇そうだったし、ま、いいかと思って。
「韓国」と言われた。
違うと答えたら、「日本」と。
私の顔は「中国人」→「韓国人」→「日本人」の順位で、あくまでも消去法で判断されていることがわかった。

電脳城を出た後は、カルフールへ向かった。
いやー、びっくり。
店内には3000人くらい客がいるんでないの?と言うほど、老若男女であふれていた。
まるで田舎のジャスコだね。休日にここしか来るところがないの、とでも言っているようだった。

空腹でスーパーへ入っちゃだめ、と言われるのがよくわかる。
目に入る食べ物を次から次に買い物かごへ入れそうになった。
なぜか、下着、人参ジュース、韓国冷麺、西安焼餅を購入。
お腹が空いたので、公園に座って、早めの夕食をとった(↑の冷麺、焼餅、人参ジュース)。
西安焼餅はかなり美味! 絶対これはもう一度食べよう。
ギョーザ好きの人にはたまらない味ですぞ。ああ、ビールが欲しかったなあ。
夕飯代は8元(約115円)。
貧乏生活が板についてきたようだ。

満腹の身体を動かそうと、次は海淀書城へ。
韓国語+中国語の辞書を以前から欲しかったので、忘れないうちに買った。
6時を過ぎると外も暗くなり始めた。
中国人に見えるとはいえ、私は一応外国人。
不慣れな土地なので、足早に付近の公共汽車駅(バス停)まで歩き、帰途へついた。

ホテルについてまもなく、敷地内にあるプールへ向かった。
2年ぶりくらいの水泳。
泳げるのか不安だったが、何とか大丈夫だった。
見ているのもつらくなるほどの溺れそうな泳法で、一生懸命泳いでいたからか、私よりもちょいと年配の男性に「1キロくらい泳いだんじゃないの?」と話かけられた。
あまりにも早口で話しかけてくるもんだから、ぽかーんとしていると、彼も「こいつは中国人じゃないのか」と思ったらしい。
またもや「韓国人?」と聞かれてしまった。
今日1日で何人目だ? 3人目?
この2週間で何人の人に聞かれるかカウントしとこう。
久しぶりの水泳は明日の筋肉痛を考慮して、500メートルを泳いだところで切り上げた。
サウナに10分ほど入り、シャワーを浴びて、部屋に戻った。
ちなみにプールは時間制限なしで、1回30元(約420円〕。
日本の市民プールの料金とあまり変わりないかな。

明日から漢語と太極拳の授業が始まる。
ワクワクドキドキ、頑張ろうっと。

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by leneko | 2005-09-12 22:22 | CHINA 中国